こんにちは、L&Cの田村です。
傾聴の実践・普及を通して「私が私らしくいて、あなたらしさを認めている、相互承認の社会づくり」を目指します。
忙しさに流されない時間の整え方
「今日も1日、気づけばあっという間だった…」
「やることに追われて、自分のやりたいことができていない」
そんなふうに、時間に流される感覚を抱えていませんか?
特に4月は、新年度の始まりで仕事も生活も大きく動き出す時期。
意識していないと、あっという間にペースを崩してしまうことも。
今回は、そんなあなたに向けて、「忙しさに飲まれず、自分の時間を整える方法」をご紹介します。
1.“流されている感覚”の正体とは?
「忙しい」という状態には2種類あります。
– 本当にやることが多い“物理的な忙しさ”
– 「次これ!」「あれもしなきゃ」と気持ちがせわしい“心理的な忙しさ”
どちらのタイプも、「やらされ感」が強くなると心も時間も奪われていきます。
自分の意思で動けているか?
この問いが、時間の使い方を見直す第一歩です。
—
2.“整える”とは「選ぶ」こと
時間は誰にとっても1日24時間。
整えるためには、まず「自分にとって大事なことを選ぶ」視点が欠かせません。
実践例:「今週の3つの優先事項」を決める
紙やメモアプリに、毎週の始めにこう書きます:
“`
今週やりたい3つのこと
1. ○○○
2. ○○○
3. ○○○
“`
※仕事でもプライベートでもOK。
“自分が主語”の行動を選ぶのがポイントです。
3.「見えない時間」を見える化する
忙しい人ほど、スケジュールは詰まっているのに
「何に時間を使ったか覚えてない」という現象が起きがちです。
実践例:30分単位で1日の行動を記録してみる
スマホのメモ、手帳、専用アプリでOK。
記録するだけで、
– 無意識のSNSチェック
– 惰性で続けた仕事
– 集中していた時間帯
…など、自分の“時間の癖”が見えてきます。
4.5分でできる“ミニ内省”タイムを持つ
慌ただしい日々でも、たった5分のふりかえりで、時間の質は変わります。
実践例:「今日の3問メモ」
毎日夜、寝る前にこの3つを書き出してみましょう。
1. 今日やってよかったことは?
2. 今日ムダだった・減らしたい時間は?
3. 明日、大切にしたいことは?
これを続けると、自然と「流されない意識」が育っていきます。
5.“空白の時間”をあえて作る
何も予定がない時間を、あらかじめカレンダーに入れておく。
これを「予定された余白」と呼ぶ人もいます。
予定がびっしり埋まっていると、心に余裕がなくなります。
「何もしない時間」は、思考を整理する貴重な時間です。
まとめ:「忙しい」はリズムで変えられる
忙しい毎日でも、意識と習慣を少し変えるだけで、時間の質は大きく変わります。
– 「選ぶ」ことで、自分の軸に戻る
– 「見える化」で、ムダを発見する
– 「余白」で、呼吸できる時間をつくる
毎日を「追われる」側から、「整える」側へ。
あなたの1日が、少しずつ自分らしく、しなやかに変わっていきますように。
コメント