こんにちは、L&Cの田村です。
傾聴の実践・普及を通じて、「私が私らしくいて、あなたらしさを認めている、相互承認の社会づくり」を目指します。
目次
年度初めの“自分会議”を開こう
~1年の自分を、じっくり設計する時間~
4月。新しい環境、新しい目標、新しいスケジュール。
周囲がどんどん動き出すこの時期、気づけば「流されるように1年が過ぎていた…」なんてことも。
だからこそおすすめしたいのが、“自分会議”。
誰のためでもない、「自分と向き合う時間」です。
“自分会議”って何をするの?
簡単に言えば、静かな時間に「今の自分」「これからの自分」と話す時間のこと。
以下のようなテーマを、紙やノートに書き出して整理していきます。
Step 1:まずは「過去」をふり返る
質問:
- 昨年度、うまくいったことは?
- どんなとき、自分らしさを感じた?
- 大変だったけど、乗り越えたことは?
書き方:
・付箋を使って思いつくままに書いてもOK
・1~3個にしぼってもOK
目的:
「自分ってけっこう頑張ってたな」と気づくことが自信につながります。
Step 2:次に「今」を確認する
質問:
- 今、気になっていることは?
- 今、不安やストレスを感じていることは?
- 今、興味があること・大切にしたいことは?
書き方:
・モヤモヤは言葉にすることで整理できます
・「なんとなく…」でも、あえて書いてみるのがコツ
目的:
「見えない不安」や「漠然とした期待」を見える化することで、次の一歩が明確になります。
Step 3:「これから」を描いてみる
質問:
- 今年、どんな自分でありたい?
- 具体的にやってみたいことは?
- 習慣にしたいことは?
ヒント:
・「○○できるようになる」よりも「○○を続けてみる」など行動ベースで書くと実行しやすい
・「3ヶ月後、どうなっていたらうれしい?」と未来の自分に聞いてみるのも◎
実践のコツ
- 時間を決める(例:30分)
→集中力が続く範囲でOK - お気に入りの飲み物を用意
→カフェ気分で、楽しく取り組む - デジタルより紙で
→手で書くことで、思考が深まりやすい
まとめ:自分会議は「心のリセットボタン」
1年のはじまりに、自分の声に耳をすます。
それは、ただの目標設定ではなく、自分の“軸”を立て直す時間になります。
がんばりたい自分も、休みたい自分も、全部受け止めてあげられるのは、自分自身。
まずは静かに、自分との対話から始めてみませんか?
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